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証券口座の作り方:申し込みから取引開始まで(必要なもの・かかる日数・選ぶ項目)

「証券口座を作ってみたいけれど、何を用意すればいいのか分からない」「マイナンバーを出すのが少し不安」「申し込み画面に知らない言葉が並んでいて、途中でやめてしまった」。はじめての人がつまずくのは、たいていこの3つです。

先に結論を書くと、ネット証券の口座はスマホと本人確認書類があれば、自宅で申し込めます。早いところでは翌営業日に口座ができます。ただし、申し込みの途中で「特定口座」「源泉徴収」「NISA」など、後から変えにくい項目を選ぶ場面があります。この記事では、流れ全体と、迷いやすい項目の意味を先に押さえます。

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証券口座を作っただけでは、お金は動きません。口座の開設・維持にお金がかからない会社が多く、口座を作ることと「投資を始めること」は別です。入金するか、何を買うかは、口座ができてから落ち着いて決められます。

証券口座とは?銀行口座と何が違う?

証券口座は、株や投資信託(たくさんの人のお金をまとめて専門家が運用する商品)を売り買いするための口座です。銀行の普通預金との大きな違いは、入れたお金(元本)が減ることがある商品を扱う点です。

項目銀行の普通預金証券口座で買う株・投資信託
主な目的預ける・払う・受け取る値上がりや配当を期待して持つ
元本預金保険の範囲で守られる値下がりで減ることがある
お金の出し入れいつでも売ってから現金になるまで数日かかることがある
税金利息に税金がかかる利益や配当に税金がかかる(NISAは非課税)

証券会社が預かったお金や株がどう守られているかは、証券会社が破綻したらお金はどうなる?で説明しています。

申し込みから取引開始まで、どんな流れ?

ネット証券の多くは、次の4段階です。ここでは楽天証券の公式サイトに書かれている流れを例にしました(2026年10月20日確認)。他社も大きくは同じですが、細かい手順は各社の案内で確認してください。

  1. 申し込み

    証券会社のサイトやアプリの「口座開設」から、メールアドレスを登録して申し込む

  2. 本人確認書類の提出

    マイナンバーカードか運転免許証をスマホで撮影し、顔写真も撮る。氏名・住所などを入力する

  3. 審査・完了の連絡

    審査が終わると、ログインIDがメールで届く(郵送の方法を選ぶと郵便で届く)

  4. 初期設定

    ログインして暗証番号や勤務先などを登録する。公式の案内では5分程度

取引を始められるまで、何日かかる?

日数は、本人確認のやり方で変わります。楽天証券の公式サイトでは次のように案内されています。

スマホで撮影・アプリで読み取り最短 翌営業日ログインIDはメールで届く
書類をアップロード約5営業日ログインIDは郵送で届く

出典:楽天証券「口座開設の流れ」(2026年10月20日確認)。他社の日数は各社の公式サイトでご確認ください。

「営業日」は土日祝日を除いた日です。金曜の夜に申し込んだ場合、翌営業日は月曜になります。急ぐ理由がなければ、日数より「手続きの分かりやすさ」で選んでも差し支えありません。

必要なものは?マイナンバーは本当に出すの?

マイナンバーの提供は法律で決まっている

日本証券業協会の案内では、2016年1月1日から、新しく証券会社と取引を始める人は、口座開設のときにマイナンバー(個人番号)を証券会社に提供する必要があります。どの証券会社でも同じで、マイナンバーを出さずに口座を作ることはできません。

マイナンバーは、証券会社が税務署に出す書類など、税金の手続きのために求められるものです。

用意するもののチェックリスト

申し込みの前に手元に置くもの
  • マイナンバーカード(あれば、これ1枚で本人確認とマイナンバーの確認が済む会社もある)
  • マイナンバーカードがなければ:マイナンバーが分かる書類(住民票の写しなど)+運転免許証などの本人確認書類
  • スマートフォン(書類と顔の撮影に使う)
  • メールアドレス
  • 出金先にする銀行口座の情報(本人名義のもの)
  • 勤務先の名前と住所(初期設定で聞かれることがある)

どの書類の組み合わせが使えるかは会社ごとに違います。マイナンバーカードがない場合は、申し込みの前に各社の「本人確認書類」のページを見ておくと、途中で止まらずに済みます。

申し込み画面で迷う項目は?

申し込みの途中で、次の3つを聞かれることがよくあります。言葉が難しいだけで、意味は単純です。

画面の言葉意味迷ったときの考え方
特定口座/一般口座年間の利益の計算を証券会社がしてくれるか特定口座なら、証券会社が計算した報告書がもらえる
源泉徴収あり/なし税金を証券会社が差し引いて納めてくれるか確定申告をしたくないかどうかで決める
NISA口座も申し込む税金がかからない口座を一緒に作るかNISA口座は1人1口座。どこで作るかを先に決める

特定口座と源泉徴収の選び方は、特定口座と一般口座、源泉徴収あり・なし、どれを選べばいい?で詳しく書いています。

NISA口座は同時に申し込める?

多くの証券会社で、証券口座とNISA口座は同時に申し込めます。ただし、NISA口座は証券会社の審査に加えて税務署の確認があります。楽天証券の案内では、税務署で開設できなかった場合、NISAとして買ったものは一般の口座での取引に変わるとされています。

NISA口座は1人1口座で、作る金融機関は年単位でしか変えられません。どこで作るかはNISA口座は1人1口座:金融機関を選ぶときに見ることを読んでから決めても遅くありません。

口座ができたら、すぐに買わないといけない?

いいえ。口座ができても、入金しなければ何も起きません。口座ができたら、まずは次の順番で「触ってみる」くらいで十分です。

  1. ログインして、画面のどこに「入金」「注文」「保有している商品」があるかを見る
  2. 気になる投資信託があれば、手数料(購入時手数料・信託報酬)の欄を見てみる
  3. 自分が出せる金額と、そのお金を使う時期を、始める前に決めておくことで確かめる
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「口座開設キャンペーン」の特典は、期間や条件が細かく決まっていることがあります。特典だけを理由に、急いで入金や取引をしないようにしましょう。条件は各社の公式サイトでご確認ください。

どの証券会社で作ればいい?

このサイトでは「この会社が一番」とは書きません。手数料、扱っている商品、ポイント、アプリの使いやすさ、問い合わせ先。何を重く見るかは人によって違うからです。比べるときの軸と、各社の公式サイトに書かれている条件はネット証券を比べるときの軸に並べています。

口座開設の申し込みは、各社の公式サイトからできます(並びは五十音順です)。

投資にはリスクがあります。元本割れのおそれがあります。手数料・条件は申し込み前に公式サイトでご確認ください。

まとめ:チェックリスト

口座開設までにやること
  • マイナンバーカード(または番号が分かる書類+本人確認書類)を用意した
  • 申し込みの前に、特定口座と源泉徴収の意味を確認した
  • NISA口座をどこで作るか考えた(1人1口座、変更は年単位)
  • 本人確認のやり方による日数の違いを確認した
  • 口座ができても、すぐに買う必要はないと分かった

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出典(いずれも2026年10月20日確認)

ご注意 この記事は一般的な情報の提供を目的としており、特定の金融商品の勧誘や投資助言ではありません。投資の判断はご自身で行ってください。投資にはリスクがあり、元本割れのおそれがあります。
数字と出典について 制度・税率・手数料の数字は、記事中の出典(金融庁・国税庁・日本証券業協会・各証券会社の公式サイト)を2026年10月20日に確認して書いていますが、制度改正や料金改定で変わることがあります。最新の内容は、出典のページと各社の公式サイトでご確認ください。税金の個別の判断は税務署・税理士へご相談ください。
#証券口座#口座開設#マイナンバー#本人確認#NISA

書いているのは

はじめての証券口座ノート編集部。証券会社・金融機関の関係者ではなく、ファイナンシャルプランナーなどの資格も持っていません。 「口座を作るとき、何を読めばよかったのか」を、金融庁・国税庁・日本証券業協会などの一次情報を読み直して、はじめての人向けに言い換えて整理しています。特定の銘柄や証券会社はすすめません。

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